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ピアノ選びのポイント

中古ピアノは見た目で判断するのは危険です!

中古ピアノは自動車と同じく、エンジンや磨耗部品の修理・交換をきっちりしていないと後に大きく修理費がかかってしまいます。素人では判断が難しいピアノ選びですが、ポイントを押さえれば良いものにめぐり合えることでしょう。ご紹介する中古に関する情報が皆さまのピアノ選びに少しでもお役に立てれば幸いです。

中古とは

中古は弾いていた人の癖がついているからよしたほうが良い。 なんてことを聞いたことがあるかもしれません。 しかし、ピアノは約8,000ものパーツから成る、パーツの集合体であり機械です。 癖がつくことは、あるはずが無いのです。

練習量の多い人が使用すればハンマー・ヘッドや鍵盤ブッシング・クロス等が磨耗し、弦も切れるでしょう。ですがそれは、各パーツが磨耗するだけの話です。 磨耗したパーツは交換・修理すれば新品時の基準値に戻ります。

中古とは、高度な技術を持った技術者が調整を行えば、
何年でも品質を保てるものなのです。

ピアノ選びのポイント

ポイント① チューニングピンや弦(巻線以外)の錆びが磨かれていないこと。

内部を開けてみて、チューニングピンや弦(巻線以外)の錆びをご確認ください。 低音弦は芯線に銅線を巻きつけていますので、この銅線を綺麗にするために金ブラシやスティール・ウールなどで磨くと銅線の隙間にクズが入り込み、音が詰ってしまいます。 当社では低音弦の磨きを行っていません。決して手抜きではありませんのでご了解下さい。

ポイント②  ハンマー・ヘッドの弦跡の溝を取ってなめらかにしてあるか。

これはボイシングという作業で、音色を決める最も重要な作業です。 綺麗にするために弦跡をすべて紙ヤスリで取り去ると、かえって音が固くなります。 適度に柔らかさを残し、ハンマーフェルト下側から中央に針を打ち、空気を入れて柔らかく調整します。 決して弦に触れる面に針を刺してはなりません。あまりにツルツルで綺麗な中古は要注意です!

ポイント③ フレンジコードという紐が切れていないか。

ちょっと分かりにくいのですが、アクションの裏側にあるフレンジコードという紐の状態を確認します。ヤマハに多くみられ、これが切れていると打弦速度に影響します。

ポイント④ 鍵盤木口が黄色く変色していないか。

これもヤマハに多くみられる状態で、音色には関係ありませんが見た目が悪いので張替します。 白のスプレーで着色する業者もありますが、何年かすると剥がれてしまいますので必ず白のアクリルに張り替えます。

ポイント⑤ 内部のアクションを上から覗いてみて、ハンマーが不揃いになっていないか。
ポイント⑥ 弱音フェルトを取り換えてあるか。蝶番は錆び取りしてコーティングしてあるか。
ポイント⑦ 低音弦の響きにむらがないか。

低音弦の巻き線の巻き方の固さによるのですが、大体はボーンと明瞭に響いているのに、 ある音だけはボーンと減衰しなかったり、鼻づまりのような音がしたりする。 これは弦を交換すると治ります。

ピアノの修理・調律・選び方までお気軽にご相談下さい。無料アドバイス。042-793-0956 24時間受付OKメールでのお問い合わせはこちら